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![]() 日曜はまず朝食。エストニアでは小魚を酢で締めたものを黒パンにのせて食べる習慣があって、それがエストニア人の「ふるさとの味」です。すごく、すごくおいしいです。以前この料理のことを阿部さんが「エストニアの寿司だ!」と言ったら、地元の新聞社が取材に来て一面に載ったそうです。素朴な国です。朝食後はクラシックマッサージというのをやってもらいました。そして昼から3時間ほど、工繊大の2年生が課題で制作したレポートをもとに、日本の浴室文化について阿部さんとレクチャーをしました。その後、サーレマー島の街のスパ施設をいくつか見学。↓は空気に塩を混ぜて呼吸するスパ。 ![]() 昼食をとり、ホテルに戻って、今度は泥状の海藻を身体にすり込むマッサージ。それから、車でスヴェンさん(デザイナー)の別荘に行きました。森の中にある、鍛冶屋さんの家だった古い建物です。 ![]() 周囲にまったく人気のない、本当の森の中。19世紀の鍛冶道具が庭にごろごろしています。 ![]() 夕食をとってから、スヴェンさんが友達と庭に作ったサウナに入ったり、庭の浴槽の冷水に入ったりしました。サウナの気温は110度で、焼いた石を背中に押しつけられているような痛さで、水ぶくれが出来るかと思いましたができませんでした。今までに体験したことのない汗の出方でした。しかし気持ちいい。 翌日は朝8時集合で、車でタリンまで移動。ホテルにチェックインしてからエストニア芸術アカデミーに行きました。施設を見学しつつ先生方に挨拶し、そしてヘイキ・ゾーヴァ先生にインタビューしました。エストニアのデザインシーンについてアクシスでレポートする予定なので。ソ連時代からペレストロイカ、独立後、デザイナーが何をしてきたか、非常に興味深い話。17:30からレクチャー。これまでにやってきたプロジェクト、主にリボンプロジェクトの紹介と、京都工繊大の紹介をしました。けっきょく台本なしでやる羽目になってしまいました。夜は学長先生が中世のレシピを再現しているというレストランに連れて行ってくださいました。そして、ブックバインディングの先生が旧市街を案内してくれました。 ![]() 翌日は朝から建築のユーリ先生が車を手配してくださって、雨の中旧市街から郊外まで、エストニアの建築を案内してくださいました。 ![]() エストニア人は夏の家と冬の家の二つに、季節ごとに移動しながら住んでいたこと、冬の家(がサウナと呼ばれていた)は竪穴式で真ん中に炉があって、夏が終わるとそこに刈ったライ麦を持ち込んで乾燥させたり、とてもクリーンな空間なのでそこで子供を産んだり、死者をいったんそこに入れてから埋葬したり、していたそうです。それがいまのサウナの元だとのこと。そこからサウナ付きの民家が出来、ドイツ人やスウェーデン人やロシア人がそれぞれの建築を持ち込んで旧市街や郊外の別荘地ができ、ソ連時代の集合住宅があり、という感じで現代のタリンが出来たと。昼食をとりながらユーリ先生にもエストニア芸術アカデミーの都市デザインコースについて話を聞き、大学に戻ってテキスタイルのコースを見学し、スヴェンさんとヴィルリさんが経営しているアクエイターというバスタブメーカーでインタビューし、阿部さんを見送り、ホテルに送ってもらい。 今日は少し買い物をして船でヘルシンキに渡り、飛行機で日本に帰ります。 by dezain1 | 2008-09-10 15:45 | Trackback | Comments(0)
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【著者運営サイト】 dezain.net 【著者プロフィール】 京都工芸繊維大学准教授。千葉大学大学院博士後期課程修了(学術博士)。大学でデザインの社会的プロセスについて研究するかたわら、デザインディレクターとして活動している。毎日更新のデザインニュースサイトdezain.netを主宰しており、デザイン誌などへの寄稿も多い。(過去の主要な仕事リストはこちら。) 【エキサイトイズム】 エキサイトイズム イズム コンシェルジュ イベント検索 プロダクトエピソード デザイン雑誌 以前の記事
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